突然のアレルギー反応で白髪染が出来ない・・・40代〜60代女性のための安心解決法

今回の記事で説明するカラー剤は白髪染めやオシャレ染めを前提に書いています

専門的には酸化染毛剤といい、下の写真のような1剤と2剤を混ぜて髪の毛を染める薬剤です

酸化染毛剤

カラーをしてアレルギー反応を発症する方の多くは

カラー剤に含まれる、ジアミン染料や他の科学成分が原因でなることが多く

ジアミンを使用しないヘアマニキュアヘナだったら大丈夫と思われますが

ヘアマニキュア

ヘナ

マニキュアやヘナはジアミンを使っていないため酸化染毛剤と比べたらリスクが低いだけであって

様々な薬剤は人体からすれば全て異物になるので100%アレルギーを発症しないとは言い切れないと思うからです

これってアレルギー反応!?アレルギーの初期症状とは

ソフィア
ソフィア

こんな症状が出始めたら要注意だよ!みんな気おつけてね

U様
U様

美容室で白髪染をした日の帰り道、頭がズーンと重くなったような違和感がありました

K様
K様

白髪染をした次の日あたりから頭皮や耳後ろに今までになかった痒みを感じた

W様
W様

白髪染をした日の夜、気分的に何だかソワソワする様な違和感

こんな症状がでたり、カラーしたあといつもと頭皮の様子がへんだな?と感じたらすぐに担当の美容師さんの相談してください。放っておいても症状は改善されませんし、むしろ悪くなる一方です

ソフィア
ソフィア

みんな我慢しちゃだめだよー

酸化染毛剤に含まれるジアミンや他の化学成分がアレルギーを起こす原因と理由

カラー剤に含まれるジアミンとは

ヘアカラー(白髪染、おしゃれ染)に広く使用される成分ですが、これにはいくつかの理由で影響を及ぼす事があります

1.アレルギー反応

ジアミン染料は特に敏感な人々にアレルギー反応を引き起こすことがあります

アレルギー反応が発生すると痒み、発疹、腫れなどの症状が現れ、これによりヘアカラーを使用することができなくなる場合があります

2,皮膚への刺激

ジアミン染料は皮膚に刺激を与えることがあり、特に頭皮に使用する場合炎症やかぶれを引き起こすことがあります、これによりヘアカラーを続けることが難しくなります

3,過去の使用歴

アレルギーは蓄積的に発生することがあり発生速度は人により様々です、過去にジアミン染料を使用してアレルギー反応が出た場合はその後の使用は推奨しません。なぜなら使用し続けることでアレルギー反応が強く重くなり痒や腫れが酷くなります

カラー剤に含まれるその他の化学成分にも原因が

1,酸化剤(過酸化水素水)

ヘアカラー2剤に含まれる酸化剤もアレルギーの原因になることがあります。

1剤と混ざりあった酸化剤は髪の毛を脱色し、カラーを毛髪内部に定着させます。これに反応する方もいます

2,香料

ヘアカラー剤には香料が含まれていることが多くこれがアレルギーを引き起こす場合があります

3,防腐剤

ヘアカラー剤に含まれる防腐剤も、一部の人にアレルギー反応を引き起こすことがあります

4,その他の化学成分

ヘアカラー剤には多種多様な化学成分が含まれています。これらの成分に対する個別のアレルギーがある場合も考えられます

5,植物由来成分

天然由来の成分が使用されている場合でも、これらにアレルギーを持つ人がいることがあります

ヘアカラーの成分以外に体の変化が原因でアレルギーが起こることも

1,免疫システムの変化

ストレスや病気、ホルモンの変化(妊娠、更年期など)により免疫システムが過敏になることがあります以前は問題なく出来ていたヘアカラーに対してもアレルギー反応がでることがあります

2,皮膚の状態の変化

皮膚が乾燥していたり、湿疹があったり、他の皮膚疾患がある場合

バリア機能が弱くなりヘアカラー剤に対して敏感になりやすくなります

3,年齢による影響

年齢と共に肌の状態や免疫システムが変化し、以前は大丈夫だった製品に対して突然アレルギー反応が出ることがあります

4,薬の影響

服用中の薬が免疫系に影響を与え、アレルギー反応を引き起こしやすくなる場合があります

5,環境要因

季節の変わり目や花粉、アレルゲンが多い環境で生活しているとアレルギー反応が出やすくなることがあります

この様な環境要因が間接的にヘアカラーへの反応を引き起こすこともあります

ノンジアミンカラーのメリット、デメリット

メリット

アレルギーリスクの軽減

ジアミンはアレルギーを引きお起こしやすい成分ですがノンジアミンカラーはこれを含まないためアレルギー反応を起こすリスクが低くなります

頭皮への刺激が少ない

ジアミンによる頭皮への炎症や痒みが起おきにくく、敏感肌の方でも使用しやすいです

しっかりと白髪を染められる

ノンジアミンカラーはヘアマニキュアと比べ白髪をしっかりと染めることが出来ます

デメリット

発色が弱い

鮮やかな色や暗い色をしっかりと出すのが難しい

色の種類が限られる

酸化染毛剤と比べ色相の幅がせまい

時間がかかる

通常のヘアカラーの場合、発色までに15分から20分かかるがノンジアミンカラーは最低でも30分かかる

ノンジアミンカラーの施術例

写真の仕上がりは当店で使用しているノンジアミン100%のカラー剤での仕上がりになり

ノンジアミンカラー公式サイト

出典:https://apetite.jp/color/index.html
befor
befor
after 使用したカラーはCB6になります
after

カラーで起こったかぶれの事故

https://www.caa.go.jp/policies/council/csic/report/report_008/pdf/8_houkoku.pdf

出典:消費者庁ウェブサイト

まとめ

  1. ノンジアミンカラー・マニキュア・ヘナは必ずしもアレルギー反応がでない訳でわなくアレルギーリスクが軽減しますという感じです
  2. 今まで通りのカラー剤で染めているのに違和感があったときの初期症状はすぐに担当の美容師さんに相談してみる
  3. ヘアカラー剤に含まれるジアミン染料以外の香料・防腐剤・その他の化学成分・植物由来成分でアレルギーが出ることもある
  4. 免疫システムの変化・皮膚状態の変化・年齢による影響・薬の影響・環境要因など体の変化が原因でアレルギーが起こることも
ノンジアミンカラーのメリット・デメリット

メリット

アレルギーリスクの軽減・頭皮への刺激が少ない・しっかりと白髪を染められる

デメリット

発色が弱い・色の種類が限られる・時間がかかる

岩﨑良

ヘアデザイン アールを運営するオーナースタイリスト
サロンに来店できない方にも髪の毛の悩みに効果的なヘアデザインと悩みを解決するヘアケア商品を自身で検証して情報を提供。

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